パパ活を受けるリスクはかなりのものですからね。
パパ活で美味しい想いをしたい!と夢見る既婚男性に一言言っておきます。
パパ活は絶対に止めておいたほうが良いです。
セックスしたらそれは民事上の不貞行為となりますし、売春防止法違反の疑いも出てきますからね(^^;)
このページでは数年前から話題&問題になっているパパ活についてわかりやすく解説をしていきます。
夫婦間で重大な離婚や慰謝料の問題だけにとどまらず、刑法上のリスクにもこれでまるわかり!
そして今の時代にマッチしていない売春防止法の歴史的な背景や問題点も分かってしまう、勉強ネタ・豆知識にも富んだページになっていますよ!!
Contents
若い女性に人気のパパ活。必ずしもセックスをするわけでない
「パパ活」 というのは、マッチングアプリや出会い系アプリで男女が出会い、その後に純粋な恋愛ではなく、食事やデートをすることへの対価としてお金をもらうことを指します。
何となく援助交際と同じかな?という印象を持ちますが、パパ活はセックスありきではない点を知っておきましょう。
ですがセックスが全くないわけでもありませんので、提示金額やパパ次第でエッチもできる可能性あり、くらいに考えると良いと思います。
パパ活をしている女性も、性行為まではしたくないし、お小遣い程度で良いから楽に稼ぎたいという願望の子が多いんですよね。
パパ活が行われているアプリ、サイトはこんなところ
結婚相手を見つけるための真面目な婚活サイトではパパ活は基本的にありません。
パパ活の募集が行われているのはもっと低俗な出会い系サイトや、最初からパパ活の斡旋を目的にやっているサイト上になります。
具体的にその名前を挙げると以下のようなところは有名ですね!
ワクワクメール(出会い系)
※URL:https://550909.com/
こちらは出会い系としてはかなりの大手になり、知っている方も多いと思います。
パパ活公認サイトの1つであり、「ごはんデート」という専用掲示板もあるくらいです。
イククル(出会い系)
※URL:https://www.194964.com/
サイト内でパパ活を公に募集するのはNGとなっているようですが、直接の連絡先を交換してから交渉する例も多いとか。
ここの見た目は明らかに出会い系ではありますよね(^^;)
シュガーダディ(パパ活専門)
※URL:https://sugardaddy.jp
広い意味で言えばここも出会い系にはなるのですが、その中でも更にパパ活に特化したアプリ(サイト)です。
「魅力的な女性」と「成功した男性」の出会いを応援!という表現もまさにパパ活を連想させます。
パパ活の相場はどれくらい?(食事、お茶、エッチなど)
実際にパパ活をするかどうかはさておき、男性としてはその相場って気になりますよね!?
世のパパ活女性がどれくらいで自分を売っているのか、、、これは現代の日本の闇を把握するためも持っておいて損はない知識・教養の1つです。
相場と言っても具体的にパパと何をするのか?そして援助を受ける女性の年齢層によっても金額は変わってきます。
あとは女性の容姿の問題もありますよね。
ですから一概にいくらとも言えないのですが、一般的に言われているパパ活相場を参考金額として以下に紹介したいと思います。
20代~30代前半くらいの女性がもらえる援助の相場
- お食事:5,000円~20,000円(ご飯代はパパのおごり)
- お茶:10,000円~30,000円
- セックス:30,000円~50,000円
本当にざっくりですがこんな感じですね(^^;)
30代後半や40代になれば金額も落ちますし、都心部と地方でも差は出やすい場合があります。
既婚者での出会い系での浮気ってのも少なくありませんので。
参考ページ:旦那(夫)が出会い系で浮気
パパ活が奥さんにバレたら離婚や慰謝料支払いの義務発生!その理由を解説
ではこのページの本題でもある、パパ活が離婚や慰謝料請求の対象になるかを解説していきます。
今パパ活をやっている男性、興味がある男性は覚悟してくださいね笑。
そして旦那さんのパパ活不倫を疑っている奥さんも、ぜひこの事実を知っておいてください。
セックスしている場合(不貞行為となり1回でもアウト)
もし一度でもセックスをしてしまった場合は、問答無用で民法上の不貞行為となります。
恋愛感情が絡む浮気や不倫とはまた別もの!なんていう言い訳は通用はしません。
証拠さえあれば、もうそれだけで離婚と慰謝料の支払い義務が発生しますよ(^^;)
但し、不倫相手となる女性が「あなたを既婚者だとは知らなかった」となれば、その女性に慰謝料の支払いを要求するのは無理があります。
奥さんからすればちょっと悔しい面もありますが、その分しっかりと旦那さんから慰謝料を取ってあげましょう。
★パパ活がバレて慰謝料発生!その相場は?
調停や裁判の場で「パパ活の慰謝料はこれくらい」という金額の目安はありません笑
パパ活だろうが不倫だろうが、そのせいでどういう精神的なダメージを受けて、離婚に至ったのかどうか?という点を総合的に判断することになります。
ですが、ざっくりと言えば以下の3パターンで慰謝料相場を捉えておくといいでしょう。
- 離婚にも別居にもなっていない:50万円~100万円
- 離婚は回避、でも別居にはなった:100万円~200万円
- パパ活のせいで離婚に!:200万円~300万円
尚、慰謝料というのは奥さんの心の傷に対してのものです。
厳密に言えば制裁金ではありませんので、夫にも不倫相手にも200万円ずつ請求しても認められない可能性が大きいです。
とは言え、調停や裁判になる前の段階で相手がこちらの言い値に従って払うようなら問題ありませんよ!
なので、最初は大きめの金額を吹っかけておくのがこの世界では常識となっているんですね。
セックスなしのパパ活で離婚事由になるケースも・・・無きにしも非ず
逆に肉体関係は全くなく、女のことはご飯やデートだけの関係だったとします。
この状況で離婚事由になるとすれば、「奥さん側からの注意や警告があったのに会っていた」という事実が必要になりますね。
民法で定められた離婚事由としては必ずしも不貞行為の事実が必要なわけではありません。
婚姻関係を継続することが難しいと判断される材料があれば離婚可能としており、それがまさに「注意したのに女の子と会ってパパ活を楽しんでいた事実」に該当するわけです。
【注意】パパ活は刑法的に問題がある場合も!
パパ活は既婚者にとっては民法上大きな問題がありますが、と同時に刑事上の法律違反の可能性もあるのでその点も怖いんです!
最悪、何かあれば逮捕や書類送検もあり得るでしょうし、ぜひともこの辺の知識も勉強しておきましょう。
売春防止法違反の可能性
パパ活でまず最初に思い浮かぶのが売春防止法違反です。
これに関しては、男性側が出会い系サイト内で「肉体関係を前提としたパパ活の募集」をすると法律に触れる可能性があります。
刑事罰としては「六月以下の懲役又は一万円以下の罰金」ですね(^^;)
※女性側も同じですよ!
また女性が書き込んだ掲示板の内容に誘われて肉体関係を持った場合、これも買春として違法にはなりますが罰則まではないんですね!
つまり、男性側から具体的な働きかけをせず、女性のパパ活募集に乗るだけなら処罰まではされない!ということ。
とは言っても、こういう事件に巻き込まれて本名が晒されるなどのリスクを考えたらそれ自体がかなりの抑止力にはなること間違いなしですけどね。
不思議!なぜ買春だけなら罰則がないの!?
ここで多くの方が疑問に思ったはずです。
なんで「パパ活募集に乗って買春しても違反だけど罰則はないのか!」と・・・本当に不思議ですよね!
実はこれ、売春防止法という法律が制定された背景にポイントがあったんです!
つまり、性を売り物にしようと企んだ側は処罰するけど、しかたなく売春してしまった女性は助けようというわけ。
ですから今でも売春の勧誘や斡旋する行為は処罰対象になりますが、そうでない場合は処罰は免れるという状態になっているんです。
ただこれってパパ活に当てはめて考えると違和感しかないですよね(^^;)
まず、パパ活募集に乗った男性側が救済対象になるのがおかしいです。
そして男性が行った募集に乗る女性も生きていけないほど貧困なわけがありません。
まぁ適用させる法律が他にないという事情もあるんでしょうけど、今の時代背景を見て法律の改正はしていくべきところに来ているのは間違いないと思います。
え?パパ活で詐欺罪が成立!?
肉体関係を前提としたパパ活はさっき説明した通り売春防止法違反の容疑に問われるリスクがあります。
ですがエッチなしであればそれには該当せず、むしろ正当な契約の1つとして効力を持つ可能性が出てきます。
となると、食事でいくら、デートでいくら、のような約束をしておきながら、その対価を払わずに逃げるのは「詐欺罪」に該当する可能性があるんです。
この辺をテキトーに考えている男性はけっこう多いと思います。
2人の間に信頼関係があれば問題にはなりにくいと思いますが、対価を払わずに女のコの不信感が募っていけば、被害届を出されて事情聴取や逮捕ということもあり得るかも知れません。
児童買春・児童ポルノ禁止法違反の可能性
出会い系アプリの利用においては18歳以上であることが条件になっていますから、基本的には大丈夫だと思います。
ですが、別経由でパパ活をしたいという女の子を見つけたり紹介され、その子が18歳未満で肉体関係を持てば「児童買春・児童ポルノ禁止法違反」となる可能性があります!
これについては詳細な説明はもはや要りませんよね!?
子供とそういうことをしたらダメ!ってのはバカでも分かると思いますので(^^;)
それにこの手の犯罪者は本当に世間から白い目で見られますし、バレたら奥さんに離婚届けを突きつけられるのも必至。
会社からも懲戒処分を受けて解雇の可能性が大ですし、人生詰んだかな?って状態まで落とされること間違いなしです。
パパ活で逮捕の実例(児童買春)
ことし1月、千葉県内の女子高校生に現金を渡す約束をしてわいせつな行為をしたとして、松戸市内で学習塾を経営する33歳の男が逮捕されました。
児童買春の疑いで逮捕されたのは、松戸市内の学習塾経営者です。ツイッターで知り合った18歳未満の女子高生と県内のホテルで現金数万円を渡す約束をしたうえで、みだらな行為をした疑いが持たれています。
千葉県警によるサイバーパトロールで、「パパさん募集しています」というツイッター上での生徒の書き込みが発見され、警察が生徒に話を聞いたことで事件が発覚しました。
※引用元:ヤフーニュース(チバテレ配信)より
このようにツイッターなどオープンなSNSは警察も当然見ています。
そしてパパ活に繋がっていそうな投稿を見つけ、未成年に事情を聞きます・・・
パパを募集したのは未成年のほうですが、それに誘われて関係を持つと逮捕されるのは成人男性のほうになるんですよね。
まとめ:パパ活は奥さんにはバレにくいけど、ダメ、絶対!
パパ活には民法的にも刑法的にもいろんな問題・リスクがあることがお分かりいただけたかと思います。
ここまで読んで「よし、パパ活しよう」と思える男性がいたらびっくりですけどね(^^;)
ただ、パパ活してもそれが奥さんにバレる可能性は低いと思います。
どちらもビジネス上の付き合いですし、恋愛感情が絡まなければわかりやすい浮気の兆候は出にくいためです。
スマホのラインやメールでのやり取りさえ見られなければ大丈夫かも知れませんね。
とは言ってもエッチありでもなしでも、パパ活は奥さんの印象としてはもう最悪。
エッチの目的が全くない!という男性なんていないはずですし、そんな説明をしても信じる奥さんはいませんからね!
既婚者のパパ活はどこを切り取っても擁護できる部分はありませんし、夫婦関係の再構築もかなり難しいでしょう。
このページを読んだことをきっかけに、ぜひともパパ活や不倫行為には手を染めないことを誓っていただければ嬉しく思います!
もし、あなたがパートナーのパパ活や浮気を疑っているならば、ぜひとも浮気調査を検討してくださいね!
浮気や不倫の放置は「された側」が割を食って悲しい思いをするだけです。
調査費用なども慰謝料でカバーできますし、あなたやお子さんのためにも立ち上がるべきです。
尚、浮気調査におすすめの探偵や考え方については、トップページの浮気調査ガイドで分かりやすくまとめていますのでご参照くださいね!